Remote Desktop Manager(リモート デスクトップ マネージャー)は、複数のリモート接続を管理できるツールです。Microsoft Remote Desktopと互換性があり、リモート接続先の削除、追加、編集などを簡単に行えるので普段から複数のPCをリモート操作する環境にあるPC上級者や、業務利用などにおすすめです。
Remote Desktop Managerを起動するとウインドウが立ち上がるので、新しい接続先を登録します。コンテキストメニューにあるEditからNew Entryを選ぶか、左ペインでの右クリックでもNew Entryを選択できます。それぞれの接続先について、名前やグループ、セキュリティグループなどの入力をし、OKを押せば登録は完了です。登録が完了すると左ペインに登録したPCが階層表示されるので、接続する際はこのリストをダブルクリックします。
Remote Desktop Managerの便利な点は、接続先を階層化することにより、共通の設定を新しい接続先にも継承できるところです。ユーザー名やパスワード、色数などの設定を一括設定できるので手間が省けます。また、フォルダー内でグループ分けした全てのマシンに一斉接続したり切断したりもできます。英語版ではありますがオンラインヘルプも充実しているので、分からない際は参考にしてみるとよいでしょう。
Remote Desktop Managerの動作は快適ですが、ブロードバンド回線や推奨スペックを満たすPCでない場合は、操作がやや遅くなることもありますのでご注意ください。また、PCへのインストールが必要となりますのでこれを手間と感じる方はインストール不要のリモートコントロールソフトZeroRemoteを試してみるといいでしょう。
Remote Desktop Managerは、複数のリモート接続をまとめて管理できる無料ソフトウェアです。
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